レーザー治療について

鼻のレーザー治療法は、最新の治療法です。例えば、スギ花粉症の人は鼻の粘膜表面にスギのスイッチが多数あって、スギ花粉が飛んできてそこにくっつくとスイッチが入って症状がでます。

ですからレーザー光線で鼻粘膜の表面を焼いてやることによってスイッチを全部つぶしてしまうのです。そうするとスイッチが入らないので症状が出なくなるのです。

当クリニックでは、日本製のタカラベルモント社製の最新型レーザー装置を使用しています。この機械はスーパーパルスモードでレーザー治療が行えます。その特徴は、(炭酸ガスレーザーは、従来より、痛みが非常に少なかったけど)、さらに、さらに、痛くないのです。

ネブライザーで霧吹きのように鼻粘膜に表面麻酔をした後で、レーザー治療を行います。全過程20分程で終わります。鼻炎の症状はゼロにはなりませんが、非常に軽くなります。ただ粘膜は再生しますので、効果は一生涯はもちません。1~数年もつと考えられますが、効果を維持するためには毎年1回受ける方が良いと現在では考えられています。

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